どうも、こんにちは、タケルです。

今日は、新人設計者に向けて、私の過去の体験談をお話したいと思います。タイトルにあるように、テーマは設計部門が他部門の人と関わるときに、仲良くなるとついつい設計に関する情報を話してしまいがちですが、これは後々トラブルを引き起こす原因となるので、避けた方が良いですね。

実は、私が入社1年目のとき、ある実験部門のベテラン担当者Aさんに製品の試験をお願いしたときのことです。私が、新人研修をしていたときに、実験手法を教えて頂いたのがAさんであり、それ以降は昼休みなどに談笑したり、製品試験についてアドバイスを頂く間柄になったのです。

そんなある日、いつものように製品試験をお願いした際に、あるトラブルが起きました。それは、私と先輩が開発担当していた製品に不具合が発生しており、様々な実験からその不具合の原因を見つけ出そうとしていたのです。

そして、私がAさんと実験していたときに、ふと設計側が抱えているトラブルを伝えたところ、Aさんにこのように言われたのです。

「え、そんなトラブルの報告受けてないけど、それならこんな実験しても意味無いじゃん」

「止めだ、止め」

実は、設計部門で抱えている問題は、自分たちが試作設計段階で犯していたミスが原因であり、それを設計報告書として他部門には展開していなかったのです。つまり、他部門には知られたくない情報であり、内密に解決を図ろうとしていた問題だったのです。

実験部門の人たちは、設計側が要求している試験のために、夜遅くまで設備の前に張り付いていなければならないこともあり、その実験が設計側のミスによるものだったとは知らなかったのです。

まあ、当然ながら激怒しますよね。

その後どうなったかというと、Aさんはすぐに私の上司のもとに怒鳴りこみ、設計側と実験部門で緊急会議が開かれる事態に発展したのです。もちろん、設計側は平謝りで、会議のあと、私は先輩と上司にこっぴどく叱られたのです。

「お前、なんで設計に不利な情報を勝手に漏らしたんや」

もちろん、先輩と上司が怒るのも納得していました。自分たちのミスから始まったこととはいえ、あと一歩で解決までにこぎつけており、実験部門に知られないまま不具合の原因究明ができていれば、実験側とトラブルにならずに済んだし、会議のために時間を割く必要もなかったわけですから。

どの部門にも、他部門には知られたくない情報というものはあります。自部門の秘匿情報について、関係部門にペラペラと話すのは、トラブルのもとなので、注意してください。

編集長:タケル

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京都府在住、28歳で大手電機メーカーに勤めるエンジニア。主にビジネス、自己啓発、ライフスタイルに関する記事を担当。
同期の中でも、最速で出世した彼の仕事術は必見。