自転車の法律が6月1日に改正され、それを受けて傘さし運転が禁止されました。

では、「さすべえ」に傘を固定して運転してもよいのでしょうか?

さすべえは違反になるのか…

まず、結論から言うと、雨天におけるさすべえの使用は禁止されていません。よって、さすべえに傘を固定して運転していたとしても、罰金や罰則を科されることはありませんが、これはマナーを守って運転していることが前提となります。

自転車教則によると、さすべえは「安全上注意を促すものもしくは励行が望ましいもの」に分類されており、使用禁止ではありませんが、以下のような注意書きがあります。

「傘を自転車に固定して運転するときも、不安定となったり、視野が妨げられたり、傘が歩行者に接触するなどして、危険な場合があります。」

出典:http://www.unite-i.co.jp/car_manual_announce.html

つまり、さすべえを使用する際には取扱説明書や製造元のHPなどに書かれた注意事項を厳守することが前提であり、強風時や人混みの中で使用していた場合、警察の取り締まりを受ける可能性が高いです。というのも、強風時や人混みの中でさすべえを使用した場合、歩行者に傘の突起部分が接触して大変危険だからです。

また、雨に濡れるのを嫌って、視界が遮られるような高さに傘を固定して運転していた場合も同様に取り締まりを受ける可能性が高いと言えます。以上から、さすべえを使用していたとしても、現状では罰金や罰則を科されることはありませんが、歩行者に危険が及ぶような状況下でさすべえを使っていたら、マナー違反で警察から注意を受けると考えられます。

では、さすべえを使用して自転車を運転する際には、どんなことに注意すべきなのでしょうか?

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さすべえを使用する際の注意事項

まず、さすべえを使用する方は、その日の天気予報を確認し、強風注意報などが発令されていないかチェックしておきます。もちろん、台風の日に使用するなどは論外です。

自転車教則によると、さすべえを使って傘を広げて運転することは禁止されていませんが、さすべえにより歩行者に危険が及ぶ状態を作ると違反となります。つまり、自転車の走行中にさすべえから傘が外れたり、傘の突起部分が歩行者に当たる危険が高い状況では使用できません。

そのため、強風注意報が発令されているときなどは、さすべえは取り締まりの対象となる可能性が高く、警察から注意を受けると考えられます。また、さすべえに傘を固定した場合、歩行者の目の高さと傘の突起部分の高さが丁度同じくらいになるので、狭い歩道などを走行する際に、さすべえを使用すると大変危険です。

そもそも、さすべえに対して、歩行者からは「目をさすべえ」と揶揄されるほど嫌われている存在なので、今後はさすべえの使用事態が罰金罰則の対象となる可能性が高いと考えられます。

いずれにせよ、さすべえを使用する場合は、歩行者に危険が及ばないように細心の注意を払って運転する必要があります。

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