ドラマ「カインとアベル」の最終回ネタバレを予想したので、まとめておきます。

あらすじ

このドラマのネタバレについて解説する前に、まずはあらすじを把握しておきましょう。

「カインとアベル」の主人公は、高田総合地所株式会社の入社2年目の社員・高田優(山田涼介)です。

優は、会社の社長・高田貴行(高嶋政伸)の次男であり、副社長の高田隆一(桐谷健太)を兄に持ちます。

 

優は、幼い頃から、何かにつけて兄の隆一と比較されることが多く、勉強もスポーツもできる兄に対して、何をやってもうまくいかないことから、劣等感を感じながら成長してきました。

父の貴行は、文武両道で完璧な隆一を溺愛している一方、何もできない優に対しては全く目をかけません。

しかし、貴行は、優の創造力の高さと感受性の鋭さには、子供の頃から気づいており、内心では高く評価しているものの、優の長所が会社の創業者で会長である父・高田宗一郎と通じるところがあって、優に苦手意識を持っており、素直に接することができません。

貴行自身も、社長でありながら、超えることができない創業者の宗一郎にはコンプレックスを感じており、疎ましく思っています。

優は、自分に全く興味を示さない父には無関心を装っていますが、心の奥底には父から認められたいという気持ちを持っていました。

 

兄の隆一は、子供の頃から父の期待に応えたい、認められたいという一心で、勉強もスポーツも完璧にこなし、文武両道を貫いてきました。

会社でも、父から任された重要なプロジェクトを次々と成功させ、32歳の若さにして副社長にまで上り詰めました。

プライベートでも、高田総合地所の社員・矢作梓(倉科カナ)という美人の恋人がおり、公私共に順風満帆な人生を送っています。

頼りなくて、できの悪い弟の優に対しては、子供の頃から温かく見守っており、いつも優のことを助けてきました。

優は、そんな兄に対して、尊敬の念を抱いていますが、何でもできる兄に対しての劣等感は拭うことができずにいました。

 

高田家の家族も会社の社員たちも、誰も優には期待しておらず、完全なるコネ入社で、全く仕事のできない優を疎ましく思っています。

優自身も、仕事で成果を上げること、兄に勝つこと、父に認められること、すべてを諦めており、自分自身に期待していません。

 

ところが、ある女性との出会いから、仕事の楽しさや面白さを知り、徐々に社内で頭角を現し始めるのでした。

最終回までのネタバレ

あるとき、高田総合地所株式会社の創立50周年記念パーティが催されていました。

しかし、優は父の貴行と顔を合わせるのを嫌い、近くの公園でシャンパンを飲もうとしていました。

シャンパンの栓を開けたとき、誤って近くにいた女性にかけてしまい、優は謝ることに。

 

お詫びにということで、優は、その女性にワインをごちそうしました。

優が女性と飲んでいると、高田の社員に見つかり、パーティに強制的に連れ戻されることになりました。

 

後日、優は仕事でクライアントの地主のところに向かいます。

その地主は、土地の買い上げを予定していましたが、急に取りやめると言い出したのです。

優は、地主を説得しようとしますが、全く取り合ってもらえません。

 

「また、失敗した。」

優は、肩を落として会社に戻りました。

しかし、しばらくすると、さっきの地主から電話が入り、やっぱり予定通りに土地を買うことにしたというのです。

優は、ほっと胸をなでおろしますが、後で兄の隆一が手を回していたことを知り、自分の力のなさに再び失望します。

 

翌日、優は、上司からアウトレットモールの開発プロジェクトの一員に選ばれたことを知らされます。

同僚たちは、全く結果を出していない優が、なぜ大きな仕事を任されたのかといぶかしく思います。

実は、これも副社長の隆一の鶴の一声があったからでした。

まだ、仕事で成果を出せていない優に、結果を出して自信をつけさせるために抜擢したのです。

 

優は、兄から大きな仕事を任されたものの、お情けだと思い、素直に喜べません。

優が、プロジェクトチームの集まる会議室へ行くと、そこには先日シャンパンをかけてしまった女性がいました。

その女性は、高田の社員・矢作梓(倉科カナ)でした。

このとき、優は梓が隆一の恋人だということに気づいていません。

梓は、少し前に本社に異動してきたとのことでした。

 

梓は、28歳の入社6年目で、明るく、純粋で、飾らない、自然体の性格であり、同姓からも異性からも好かれる女性です。

さらに、仕事に対する情熱、向上心、粘り強さが持ち味であり、恋人であり、副社長でもある隆一を尊敬しています。

 

そして、いよいよ、アウトレットモールのプロジェクト会議がスタートしました。

梓は、若手ながらも、プロジェクト会議で積極的に発言し、自分が理想とするアウトレットモールのイメージとプロジェクトのプランを提案します。

優は、美しく、仕事のできる梓に心を惹かれていました。

一方で、梓は、チームの一員であるのに、消極的でほとんど発言しない優のことがきになっていました。

 

会議終了後、梓は、優に声をかけました。

自分は仕事ができないと落ち込む優を、梓は優しく励まします。

この後、優は梓の仕事に対する情熱、前向きな姿勢、労を惜しまない姿に感化され、徐々に自分の中に眠っている才能を開花させ始めます。

最終回ネタバレ予想

ドラマ「カインとアベル」は、旧約聖書の創世記に出てくるカインとアベルという兄弟を原案としています。

旧約聖書では、兄のカインが、父のヤハウェに溺愛されている弟のアベルに嫉妬し、父の愛情を独り占めするために、弟を殺してしまうという内容です。

しかし、今回のドラマでは、兄と弟の設定が原案と逆になっています。

ドラマでは、兄の隆一が、父の貴行から寵愛を受けており、どちらかというと、弟の優が兄に嫉妬していると考えられます。

 

ただし、父の貴行は、優の豊かな創造力と感受性が、高田の創業者である宗一郎に通じるところがあると認めています。

優は、その類まれな創造性から、アウトレットモールのプロジェクトを成功に導き、その後も次々と斬新な企画とアイデアを生かして、仕事で実績を積み重ねていきます。

すると、父の貴行は、これまで無関心だった優を認め始め、仕事を任せるようになっていきます。

 

兄の隆一は、これまで何もできないと思っていた優が、突然頭角を現したことに、焦りとプレッシャーを感じ始めます。

そして、独創的かつ斬新で、創造性溢れるアイデアマンの優の才能に嫉妬します。

さらに、優が仕事で結果を出すようになってから、父、恋人、周囲の社員たちの注目は、常に優に注がれるようになり、これまで父の愛情を独り占めしてきたことで生まれていた心の余裕がなくなり、優しく、思いやりの深い性格が変わり始めます。

 

そして、隆一は、それまで自他ともに、次期社長は自分だと思っていましたが、優に目をかけ始めた父を見て、自分のポジションが脅かされるのではないかと不安を覚えます。

隆一は、梓との関係が悪化し、優に梓を取られてしまいます。

さらに、優よりも結果を出そうとして、強引な手法を使ったことで、父からの信頼を失ってしまいます。

 

隆一と優の立場は逆転し、優は兄が持っていたものすべてを手に入れたのです。

しかし、優が本当に欲しかったのは、地位でも、名誉でも、父からの愛情でもなく、尊敬する兄からの褒め言葉でした。

優は、隆一から副社長に推挙されますが、これを断りました。

優は、これまで、様々な場面で兄に助けられてきたことを忘れていませんでした。

 

三流大卒の優が、高田に入社できたのも、兄が社長である父に頼み込んだからでした。

優は、自分がピンチのときに、常に兄が裏で手を回して、自分を助けてくれていたことに、いつも感謝しています。

その後、隆一は社長の座につき、優は副社長として兄を支えるのでした。