ドラマ「Chef三ツ星の給食」の最終回のネタバレを予想したので、まとめておきます。

あらすじ

このドラマのネタバレについて解説する前に、あらすじをチェックしておきましょう。

主人公は、フレンチ料理の三ツ星レストラン「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」の総料理長である星野光子(天海祐希)です。

光子は、パリの有名フレンチレストランで研鑽を積み、帰国後には繊細で創造性溢れるレシピを次々と生み出して、フレンチの世界でトップシェフにまで上り詰めました。

 

ある日、光子は、予約客の有名料理評論家にふるまう看板料理をつくるため、鹿の下ごしらえを行っていました。

そこに、雑誌記者を引き連れたレストランのオーナー篠田章吾(小泉孝太郎)がやってきます。

篠田は、光子がスペシャリテに鹿をチョイスしているのを見て、鴨に変更するよう指示します。

篠田は、評論家に対して、事前にスペシャリテの食材が鴨だと伝えていたためです。

ところが、光子は篠田の指示を無視して、鹿を使ったメイン料理を作り始めてしまいます。

 

翌日、光子の料理を食べた評論家が食中毒を起こし、メディアでも取り上げられる騒動となりました。

篠田は、光子に責任をとって辞職するよう迫り、光子はあっさりとこれに同意しました。

光子は自分の腕に絶対的な自信を持っており、実績、知名度、人気から引く手あまただと考えていたためです。

 

しかし、シェフとして圧倒的知名度があったことが災いし、光子の料理による食中毒事件は、世界中に発信され、瞬く間に悪い噂が広まってしまいました。

そして、光子の名声は地に落ちることとなり、なかなか再就職先となるレストランを見つけられなかったのです。

 

そんなとき、バラエティ番組の敏腕プロデューサーである矢口早紀(友近)が光子のもとを訪れ、とある企画に参加して欲しいと伝えたのです。

実は、矢口のもとに三つ葉小学校から依頼があり、光子を給食調理師として雇いたいというのです。

矢口は光子のキャラクターに魅力を感じ、視聴率をとれると確信していたため、企画への参加を勧めました。

 

光子は、これまで大人にしか料理をつくったことがなく、子供が本物のフレンチを食べたら、どんな反応をするのか見たいと思ったため、三つ葉小学校で調理師として働くことに決めたのです。

最終回までのネタバレ

三つ葉小学校で給食を作ることになった光子ですが、初日からいきなり壁にぶち当たります。

 

給食では、経費、調理時間、必要な栄養素などが細かく定められています。

光子はこれまで、コストなど意識したことがなく、最高の料理をお客に提供するために、食材には惜しみなく費用をかけていました。

コスト管理などは、オーナーの篠田にまかせていたため、いざ必要な予算内で料理をつくろうとすると、自分が使いたい食材を1つも入れられなかったのです。

 

また、光子は食材の下準備にも余念がありません。

素材の味を最大限引き出すため、下ごしらえには十分な時間をとっていました。

しかし、光子のやり方では、規定の時間内に調理を終えることができません。

 

さらに、光子は栄養バランスを考えて調理したことなどなかったので、必要な栄養素をすべて摂れるようにして、なおかつ味のバランスを保つことに苦戦していました。

三ツ星の給食をつくると意気込んでいたものの、なかなか自分の思うような料理をつくることができません。

 

また、光子は子供と大人の味覚の違いにも苦労することになります。

私たちの舌には、味蕾という味を感じる味覚センサーが備わっています。

この味蕾は、子供の頃に発達する器官であり、味蕾の数が多いほど、味覚が鋭いのです。

 

子供の味蕾の数は、大人よりも多いので、光子の独創的な味付けは、子供たちにとって非常にクセの強い味だと認識され、全く受け入れてもらえませんでした。

最終回ネタバレ

光子は、子供たちの食べ物の嗜好や味の好みなどをヒアリングして、自分のフレンチの味を子供が好きな味に近づけることができないかと模索します。

さらに、給食栄養士の荒木平介(遠藤憲一)から、経費や調理時間に関するアドバイスを受け、安い食材を短時間で調理しつつも、子供の鋭敏な舌を満足させられる料理を追求しました。

その結果、三つ葉小学校の子供たちみんなが、思わず「美味しい」とため息を漏らしてしまう最高の給食をつくることができたのです。

 

この一件は、バラエティ番組の企画であり、公共の電波で流れていたため、光子の給食は、瞬く間に世間で話題となり、全国の小中学校から依頼が殺到しました。

光子は、給食栄養士として仕事にやりがいを感じ、子供たちに美味しい給食を届けるため、全国各地を周る旅へと出ていきました。

 

その頃、過去に光子が起こした食中毒事件について、新たな事実が判明しました。

オーナーの篠田が、光子をレストランから追い出すために、ある人物を利用して食中毒事件を起こし、その罪をすべて光子になすりつけていたのです。

そのある人物とは、光子の片腕であった副料理長の奥寺健司(豊原功補)です。

 

篠田は、「今のままだと、あなたは永遠に副料理長のままだ。料理にある細工をしてくれれば、光子をこのレストランから追い出し、あなたを総料理長に任命できる。」とそそのかし、スペシャリテの鹿に細菌を混ぜていたのです。

奥寺は、自責の念にかられ、この一件を告発したのでした。

こうして、光子の濡衣は晴れました。

 

ただ、光子は、もうフレンチの世界に戻る気はありませんでした。

正直で、繊細な舌を持つ子供たちの笑顔こそが、自分への最高の評価だと考えているからです。