5月から9月の間は、紫外線が強くなる季節であり、女性たちはUVケアに余念がありませんね。強い紫外線を浴び続けると肌だけでなく、目にも深刻な影響を与え、眼病の原因になると言われています。

では、紫外線は目にどのような影響を与えるのでしょうか。そして、目に入る紫外線を予防するにはどうすればよいのでしょうか。

紫外線が目に与える影響

私たちが普段生活しているなかで、外出した際などに少しの時間だけ紫外線を浴びたとしても、目の機能に影響を及ぼしたり、眼病になる恐れはありません。

しかし、スポーツ、登山、スキー、海水浴、アウトドアなどで長時間にわたり強い紫外線を浴び続けると、以下のような眼病になる危険性があります。

  • 角膜炎
  • 翼状片
  • 白内障

では、順番に説明していきます。

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角膜炎

目に入射する紫外線は、眼球の表面にある角膜で吸収されるため、強い紫外線を長時間浴び続けると、角膜に傷ができて炎症を起こすことがあります。例えば、スキーヤーが雪に反射した紫外線を目に浴びることで起こる「雪目」は代表的な角膜炎と言えます。

雪目は、スキーをした日の夜から翌日にかけて症状が出ることが多く、目が充血したり、涙が止まらない状態になります。さらに、目に強い痛みを伴うこともあるので、スキーをする際には、必ずUVカットゴーグルを装着するするようにしましょう。

雪目などの角膜炎は、通常は数日で自然治癒しますが、炎症が大きい場合や痛みを伴う場合は、ドラッグストアなどで市販されているUVによる目の炎症を抑える目薬をさすことで、これらの症状を軽減できます。

パッケージにUVと書かれている目薬を選びましょう。UV専用目薬をさすことで、炎症から回復するまでの時間も短縮できます。

ロートUVキュアなどが有名であり、私も愛用しています。

翼状片

翼状片は、白目の表面を覆っている半透明の結膜が、目頭の方から黒目に向けて三角形状に入り込んでくる病気です。少しグロテスクな写真になるので、画像の掲載は差し控えます。

翼状片は、紫外線などにより結膜が外部からの刺激を繰り返し受けたことが原因で発症するため、農業や漁業に従事しており、毎日長時間にわたって炎天下のもとで仕事をする人が多く発症しています。

症状としては、充血や異物が入っているような違和感があり、進行して黒目の中心部まで伸びてくると、角膜が引っ張られるので乱視が生じて視力が低下します。

充血についてはステロイドなどによる点眼治療で炎症を抑えることはできますが、点眼治療では翼状片を除去することはできません。乱視などにより視力が低下してきたら手術で切除する必要があります。

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白内障

白内障は、目のピント調節機能を持つ「水晶体」が白く濁り、視力が低下する病気です。これは、老化が主な原因ですが、強い紫外線を長年浴びていると発症しやすくなり、症状の進行スピードも早まると考えられています。

症状が進行すると、目の前に霧がかかったように視界がかすみ、モノがぼやけて二重に見えることもあります。また、明るい場所に出ると光が非常に眩しくて、目がくらむなどの症状も現れます。

白内障は、点眼治療で進行を遅らせることはできますが、水晶体の白い濁りを取ることはできないので、手術により濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを挿入して視力を回復させます。

紫外線対策

夏場は紫外線が特に強いので、UVカット機能付きのサングラスや眼鏡、コンタクトレンズ、つば付き帽子などで紫外線対策を行いましょう。ちなみに、サングラスや眼鏡を選ぶ際には、紫外線透過率や紫外線カット率を確認してください。

例えば、紫外線透過率3%以下と表記されていれば、97%以上の紫外線をカットできるということです。ただし、サングラスだけでは側面から紫外線が入り込みますし、角膜付近で光が屈折して集中するコロネオ現象により、正面から浴びるよりもより強い紫外線が目に侵入してしまいます。

そのため、UVカット機能のついたコンタクトレンズも合わせて装着することで、サングラスの隙間から入る紫外線の影響を抑えられます。そして、サングラスとコンタクトに加えて、つば付きの帽子も着用して目元に影を作れば、さらに効果的です。

サラリーマンの場合、夏場はUVカット機能のついたコンタクトレンズと、同じくUVカット機能つきのメガネを使用することで、屋外に出る際に目に入射する紫外線を最小限に抑えることができます。

まとめ

紫外線を目に浴び続けると、以下の眼病にかかるリスクが高くなります。

  • 角膜炎
  • 翼状片
  • 白内障

特に、翼状片や白内障は進行すると手術が必要になるので、夏場に屋外で長時間作業する際は、紫外線対策が必須です。

そして、紫外線対策として効果的なグッズは以下の3つです。

  • UVカットサングラス、眼鏡
  • UVカットコンタクトレンズ
  • つば付き帽子

将来、眼病にかからないために、若い内から紫外線で目を刺激しないようにしっかりと対策しておきましょう!

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