「人の顔や名前がなかなか覚えられない」という悩みを抱えている方に朗報です。
今回は、私が実践して効果のあった、人の顔と名前を簡単に覚えることができて、一度記憶した情報を忘れにくくする方法を紹介します。
相手の情報を事前に収集する
まず、営業などで初対面の人と会う際には、その人物に関する情報を出来る限り多く収集しておくと、顔と名前を覚えやすくなります。
私の場合だと、取引先の企業と会議を行う際には、事前に相手の企業の担当者にコンタクトをとっておき、会議に参加予定の社員の所属部署、役職、人物像などの情報を仕入れています。
会議の前に、相手の企業の社員で、自分と同じ階級で、年齢が近い人と事前に話をして、親しくなっておけば、様々な有力情報をゲットすることができます。
例えば、こんな具合に…
- 品質保証部
- 部長
- 東大出身
- 強面
- 堅物な性格
- 理屈っぽい
- 仕事にストイック
このように、初対面の人の情報をあらかじめ知っておくことで、相手の人物像を把握できるので、名刺交換した際に、顔と名前が頭に入ってきやすいのです。
また、相手企業で会議に出席する社員で最も階級の高い人の性格を知っておけば、どのように会議を進めていけば、うまく契約を取り付けることができるのか事前に戦略を練ることも可能になります。
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相手の名前を意識的に言う
まず、前提として初対面の人と名刺交換した際には、すぐに名前をフルネームで読み上げて、正しい読み方を確認しておきましょう。
「◯◯ ◯◯さんでよろしかったでしょうか?」
例えば、「山田」や「佐藤」のような日本人に多い苗字の場合、同じ会社、同じ部門に二人以上同姓の方が在籍していることも珍しくありません。
つまり、今後相手の会社に電話して、取り次いでもらう際に、名字だけで名前を知らないというのは、少なからず印象が悪くなるので、しっかりフルネームを確認しておきましょう。
そして、打ち合わせしている最中は、相手の目を見て、名前を意識して言うことを心がけてください。
「◯◯さんのおっしゃるように…」
相手の名前を何度も声に出すことで、記憶に残りやすくなるとともに、相手に対しても「この人は、自分の名前を覚えようとしてくれている」と良い印象を与えることができます。
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名前や特徴を記録する
初対面の人と仕事をした日は、必ずその日のうちに、相手の名前、所属、身体的特徴、性格などのデータをリストとしてエクセルなどにまとめておきます。
これは、記憶が鮮明なうちに記録しておくことで、後で顔と名前を思い出しやすくなりますし、時間が経過しないうちに、整理しておくことで記憶に定着しやすくなります。
例えば、私は以下のような情報をデータとして残しています。
- 名前
- 所属
- 場所
- 目的
- 身体的特徴
- 性格
- 第一印象
特に、今後滅多に合わないことが予測される人については、初対面のときにしっかりと名前と顔の特徴などを記憶しておかないと、不意に街で声をかけられたときに慌てることになります。
例えば、自分が担当者であれば、相手企業の部長クラスの人と打ち合わせすることはめったにありませんが、相手の企業を訪問している際にすれ違ったときや、偶然街でお会いした際には声をかけられる可能性が高いです。
そのときに、「どこでお会いしましたっけ?」という顔をしていたら、非常に印象が悪くなります。
まとめ
人の名前と顔を覚える効果的な方法としては、以下の3つが推奨されます。
- 相手の情報を事前に収集する
- 相手の名前を意識的に言う
- 名前や特徴を記録しておく
まずは、初対面の人と会ったら、その日のうちに出会いリストを作成することをオススメします。
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